吾輩はぼっこである
僕は32年前に畑中ジムに入門し、翌年プロ第1号としてデビュー。それなりの結果を残したとおもう。
でも現役時代、「お前はぼっこだ」と、畑中会長によく罵倒された。引退して20年、いまだに言われることもある。
畑中会長の言う〝ぼっこ〟とは、「ポンコツ」とか「ショボい」といった意味が込められている。そう言われるのがずっと嫌だった。
でも、このまえ気付いた。「俺はぼっこでいいんだ」と。ぼっこであることを認め、無能だと受け入れることができた。もっと早く気づきたかった。
「自分を卑下してはいけない」とは、よく言われることだけど、僕にとっては、ぼっこを認めることのほうが大切だった。
自分の無能さを認めることの大切さ、畑中会長はそれを教えたかったのだろうか…? いや、多分それはない、だっていつも酔っぱらったとき言うから(笑)
つぎ、畑中会長にぼっこだ言われたら、「はい、ぼっこです!文句ありますか!?」と、32年越しのカウンターを喰らわせてやろう(笑)


