子供たちの選択を尊重

長男(小5)が僕の本棚から『はじめの一歩』を取り出し、鷹村 vs ブライアンホーク戦を見て、「この試合めっちゃおもしろい!何度でも読める!」と絶賛。「あれっ!? 1巻から読んだの?」と訊くと、「DVDでは観たけど、コミックでも読んでみたくなった」とのこと。ぜひ読んでほしいと思いました。

長男も次男も、年少の頃からボクシングを始め、小3までの6年間続けていました。小4からは二人とも別のスポーツに取り組んでいますが、引き留めることもしなかったし、またボクシングに戻そうとも思っていません。

僕自身、ボクサーになって本当に良かったと思っていますが、「自分(親)がこの道を進んで良かったから、子供にもすすめる」ということはしません。なぜなら、その選択すら子供たちの自由だから。

僕もプロボクサーという道を自分で選びました。親として、子供たちがどんな道を選んでも、それを尊重し、応援したいと思っています。もちろん、その過程で失敗や挫折があるかもしれません。でも、そういった経験こそが本当の意味での「力」になると僕は信じています。